中国金貨の種類や価値を知ろう
中国金貨の日本の相場
日本での中国金貨の相場は、ものや状態にも寄りますが、下は２０００円程度から上は１００万円を超えるものまで様々に存在します。
発行枚数が多く入手性が良ければ、状態が良くても価格は低くなり、逆に枚数が少なく入手性が低いものは、価格が高くなります。
例えば、中国皇后号記念弊は、９００００枚前後発行されていると想定されており、持っている人の数も多く入手性はそれほど困難ではないので、約２０００円前後です。
１９９５年に出た三国志金貨は、４枚揃って発行されたものが約１５００枚で、数が多くなく持っている人の数もかなり限られていると想定されており、状態によっては１００万円を超える金額がつけられることもあるようです。
中国金貨、あるいは銀貨もですが、揃って発行されたものについては、揃って売却すると高値がつきますが、一部のみしかないと極端に価格が下がることがあります。
したがって、一部しかない場合は別の場所で揃えてから売却するようにするのが良いと考えられます。
中国金貨の価値の高いもの
人類の歴史において金は古くからその美しさから珍重されてきた金属です。
当然ながら中国金貨もしかるべき手順を踏んで売却すれば、良い値がつきますがその価格はものによって異なります。
では具体的にどんな中国金貨の価値が高いものになるのでしょうか？ 金貨に限らず貨幣の査定において重要なのは「希少性」「状態」「人気」の3つです。
世の中に100万枚が流通しているものと、100枚しか存在しないものでは査定が異なるのは当然でしょう。
同じ種類の貨幣であっても傷があるものとないものでは雲泥の差がつきます。
そして売却する際に最も重要なのが人気です。
たとえば歴史上の人物をモチーフにした金貨では同じシリーズであっても人気のキャラクターのデザインに高値がつきます。
また希少性や状態は変動しないのに対して人気はしばしば大きな変化があります。
歴史人物シリーズでは、その人物を主人公にした映画やドラマが放送されると価格が上がる傾向があることを覚えておくべきです。